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活鰻部会は、日本鰻輸入組合員の中でも主に活鰻の輸入に携わっている会員で構成されており、当組合員の輸入量は、日本に輸入される活鰻全体の約6 割を占めています。
主な活動として、輸入活鰻の安全性の確保や品質の安定・向上を図るほか、中国及び台湾の業界団体と日本消費市場での必要量等についての話し合いを実施。業界及び組合員の発展に寄与しております。
経済産業省、厚生労働省、農林水産省等関係省庁からの通達における窓口役も担い、輸入活鰻の安心安全、適正表示、安定供給に取り組んでおります。また、国内生産者団体や流通団体と会議等において情報を交換。
これを組合員に伝達することで情報の共有と組織の透明化をはかり、鰻業界全体の発展と消費者市場のニーズに応えられるよう活動しています。
- 会社名
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- ・株式会社クローバートレーディング
- ・株式会社千春うなぎ
- ・佳成食品株式会社
- ・大五通商株式会社
- ・株式会社萬栄堂
- ・東和貿易株式会社
- ・駿河淡水株式会社
- ・井上通商株式会社
日本鰻輸入組合の加工部会では、年2 回の情報交換を兼ねた貿易会議を中心に、中国・台湾の加工場と、品質の向上や商品の安全性について意見交換を行っております。
これまでに、中国の鰻加工場に対し日本鰻輸入組合による認証制度を作り、工場レベルの標準化を実現。中国現地にて各工場の検査ラボ担当者を対象に、日本の公的検査機関による薬品検査講習会を行い、安全と品質向上に力を注いでまいりました。
現在、日本に輸入される鰻加工品はppb(1/10億)という非常に厳しい検査を経ていますが、加工部会と加工場が協力することで、これらの検査への対応も可能となりました。
輸入鰻加工品は、スーパー・量販店・中食・外食などあらゆる分野で幅広くご利用いただいています。
加工部会では、これからも安価で安心な、おいしい鰻加工品を輸入するために、現地の加工場と協力し、より良い商品の生産を目指します。
貿易会議・養殖業者懇談会は、中国側の原料供給量、日本側の消費動向等の情報を出し合う重要な会議です。
特に昨今は、安全な鰻原料を生産・供給していただくことを目的に、加工場関係者だけでなく生産者との情報交換も盛んに行われております。
貿易会議は日本と海外で交互に開催。お互いのマーケットや環境を理解するよう心がけています。
残留物質検査は正しい試薬や標準物質の使い方、正確な計量、前処理が要求されます。
検査技術は日進月歩で向上しており、ポジティブリスト制導入以降、検査項目も大幅に増加しました。
輸入組合では、日本の公的機関の講師をお招きし、現地の鰻加工場の検査官を対象に技術講習を開催しております。